「将来は薬剤師になりたい!」
「でも薬剤師になるにはどうすればいいの?」
どのような進路に進めばいいかわからない人もいるのではないでしょうか?
今回は薬剤師になるための道のりを紹介したいと思います!
薬剤師になるためには
図の流れが簡単にまとめた薬剤師になるための道のりです。
高校を卒業して6年制薬学部がある大学に入学、6年間の教育課程を修了し薬剤師国家試験に合格すれば薬剤師になることができます。
大学は6年制の薬学部を!
薬学部は6年制と4年制があり、それぞれ教育の目的に違いがあります。
6年制:医療現場で活躍できる薬剤師の育成が目的
4年制:さまざまな分野で活躍できる研究者の育成が目的
薬剤師を目指す人は6年制の薬学部へ進学する必要があります!
4年制では薬剤師国家試験の受験資格は得られないので注意しましょう!
大学ではこんな勉強を!
化学、生物、物理の基礎薬学の履修から始まり、その後は薬学に対する専門的な知識を学習していきます。
また医療チームの一員として実践能力を養うため、医療現場で学ぶ実習期間も存在します。
6年間の教育課程を修了することで薬剤師国家試験の受験資格を与えられます。
薬剤師国家試験
年1回、2月中旬〜下旬ごろの土日に行われます。
国家試験に合格すれば晴れて薬剤師になることができます。
気になるあれこれ
薬学部でかかる費用は?
年間授業料は国立大学では60万ぐらい、私立大学では200万ぐらいとなってます。
6年間で考えた場合、国立大学では360万円、私立大学では1200万と金銭的負担は大きく違います。
国立大学は私立大学と比べて学費が安い反面、偏差値・倍率共に高くなるため入学するのは簡単ではありません。
大学によっては特待生制度や成績優秀者奨学金があったりするのでチェック!
薬剤師国家試験の合格率は?
だいたい7割ぐらいです。
ただし、薬剤師国家試験を受験した人数の合格率となっています。
薬学部で入学した同級生には国家試験に落ちた人達だけではありません。
途中留年した人達や卒業試験で落ちて国家試験の受験資格をもらえなかった人達もいます。
自分が2年次に上がる時、同級生が10人以上留年してました。
大学に入学後も勉強は必要です!
最後に
薬剤師になるための道のりを紹介しました。
高校卒業→薬学部入学→国家試験合格→薬剤師
最短でも薬剤師になるまでに6年かかります。
今回の記事がこれから薬剤師を目指す人達の参考になれば嬉しいです。
最後までありがとうございました!